エクセルでは1日(24時間)が「1」です。 ですから、例えば10時の1時間後を求める数式は、「=10+1」ではなく「=10/24+1/24」とする必要があります。 24時間以上の時間を扱う場合「セルの書式設定」を変更する 「1日(24時間)=1」という考え方を使って計算する; 足し算の場合は以下の関数を使用できます。 sum関数「=sum(範囲)」 time関数「 … time関数では、24時間以上の場合は0:00に戻ってしまう為、正しいシリアル値での計算はできません。 例えば26時間をtime(26,0,0)とすると、2:00が返ります。よって >= time(26,0,0)の式を作っても、「2時間以上の場合は…」となってしまうのです。
24時間を超えた時間をエクセルは表示してくれないのです。 もう少し詳しく言うと、 「24時間を超えた場合は、24で割った余りの時間を表示する」 ことになっています。 先ほどの合計は本来30時間。「30割る24」の余り、6時間を表示しているという事。 24時間以上でもそのままの時間を表示するには、セルの書式設定で時間を繰り上げないように定義付ける必要があります。 操作方法 合計勤務時間セルを選択し、[ホーム]タブの[数値]カテゴリの右下の[セルの書式設定]をクリックします。 TIME関数で時刻を求めると24時以降が表示されません。(例 25:00の場合、1:00) 現在入力している関数は E15(終業時間(時)) F15(終業時間(分)) H15(TIME(E15,F15)) です。 24:00以上を扱う時はVALUE関数を使うことができます。 【問題】 文字列の時刻データがB2~B5に入力されています。 それぞれの時刻をシリアル値に変換して、C列、D列に表示しなさい。 24:00以上を表示するにはセルの表示形式をユーザー定義で「[h]:mm」とします。 エクセルの time 関数の使い方を紹介します。time 関数は時間を計算した結果を取得します。数時間後、数分後の時間を取得したい、時間形式でない値を時間として扱いたいときに使用します。